サイトウ コンフォート㈱ / ”辰巳渚”流 暮らしのスタイル

Ci・ro ブランドSAITO
        お問い合わせはこちらへどうぞ ●営業本部 TEL.054-664-0020
家具・特注家具・OEM
(ダイニングボード・ダイニングセット・リビングボード・サイドボード・テレビボード・書斎家具・寝室家具・チェストなど)

暮らしは物でできている

”辰巳渚”流暮らしのスタイル

 戦後、あるいは明治以来、経済最優先で国家を運営してきたこの国では、「暮らし」は一段、低いところにおかれてきました。家庭よりも仕事、家でくつろぐことよりもレジャーに繰り出すこと、ご近所づきあいよりも仕事先やサークルでのお付き合い。物に関して言えば、その物を暮らしにおいてどう使いこなすか、よりも、その物を持っているかどうか。 
 けれども、じつは暮らしが豊かで充実することこそが、生きる喜びであり目的ともなりうることに、多くの人が気づきはじめているようです。いわゆるシンプルライフやスローライフへの関心もそうですし、グルメ志向というよりももっと根本的な食生活への関心や、「夢は持ち家一戸建て」的な発想から脱出していごこちのいい家づくりやインテリアへの関心が高まっていることも、その表れではないでしょうか。
 あたりまえのようですが、私たちの暮らしは抽象的なものではなく、ごく具体的なものやことから成り立っています。どういう物を食べているか、どういうふうに時間を使っているかーそして、なによりもどういう物とともに生きているか。
 どんな椅子に座り、どんな枕を使い、どんな鍋で調理し、どんなテレビを眺めているか。そんな具体的な物とのお付き合いが、「暮らし」そのものなのです。そのような目で見てみると、暮らしに関心を向けはじめた人たちは、自分が使う「物」について真剣に検討をはじめているように見えます。
 機能だけでなく、デザインもよい洗濯機。長持ちするだけでなく、手触りもよい木のテーブル。手入れが楽なビニールクロスではなくやさしく呼吸する珪藻土(けいそうど)の壁・・・。「人並みの物」「便利な物」というよりも「私が使いたい物」を真剣に選ぼうとしています。そして、それらの物とともに暮らすことに自己実現に近い満足感を覚えています。
 「物あまり」と言われ脱物質主義が唱えられているこれから先にこそ、私は「どんな物とどんなふうに付き合うか」が個々人に問われる時代になるように思えてなりません。